シェア・インターナショナル2024年5月号

シェア・インターナショナル誌のオンライン版では、印刷版からの抜粋を紹介しています。各オンライン版には、ベンジャミン・クレームの師による完全な記事が含まれています。幅広いトピックをカバーする他の記事のほとんどは抜粋です。オンライン版には通常、Q&A、読者からの手紙、マイトレーヤ臨在の徴の写真も含まれています。

印刷版の目次は、ページの下部をご覧ください。

contents

腐敗行為の終止

──覚者より
ベンジャミン・クレーム筆記

ますます諸国家は、昔から続いてきた問題、すなわち腐敗行為を認知し始め、それを深刻に受け止めて対処し始めている。世界のある地域では、腐敗行為は何世紀ものあいだ生活様式になってきた。それはもちろん、多数の人々の犠牲の上に少数の者たちを利してきた。数え切れない長い間、腐り切った指導者や強力な政治家が、臣民や市民に賦課した税金の上に富を増やしてきた。現代では、西洋の大企業が大規模に“勘定をごまかしてきた”ことが発覚している一方、東側においては、すべての取り引きが、誰かの手に“賄賂をつかませる”ことを必要とする習慣が当たり前になっている。
腐敗行為は特定の民族や国家に特有であり、ある社会では、大統領や総理大臣から警察やスポーツに至るまで浸透している。最近の選挙が示したように、自由と民主主義を奉じているはずの国々においてさえも、選挙の腐敗は蔓延する。そのような腐敗した政府は失敗し、その国民を裏切り、そうすることで統治する権利を放棄するのである。
そのような腐敗の直中で、信頼を生み出すことは可能だろうか。信頼なしには人間の未来はまさに荒涼たるものである。信頼なしには、より公正な資源の分かち合いはむなしい望みであろう。信頼なしには、われわれの惑星という家を維持するために必要とされる包括的な意思決定は決してできないだろう。神聖で有益な信頼なしには、人間は地球という惑星の管理人としての権利を喪失するだろう。
そのようになるであろう。かくして人間は、即刻、社会のすべての層に、地球上の生活の隅から隅まですべてに染み込んでいる腐敗の腐食的影響に真剣に取り組むべきである。
人間がこれをなすのを助けるために、マイトレーヤは様々な形で現れる腐敗行為の腐食的影響を人間に示そうと骨を折られるだろう。もし人間が本来の特質なる神になるためには、欺瞞とごまかしの古いやり方を放棄しなければならない。深刻な環境問題に取り組むために、人間は信頼のうちに共に働かねばならないことを、彼は説明されるだろう。信頼なしには、できることはほとんどないことをマイトレーヤは強調されるだろう。諸国家の指導者たちは彼ら自身があまりにも腐敗の中につかっているので、彼らは誰も信頼しない。
人間が必要な信頼を生み出すためには選択は一つしかないことをマイトレーヤは示されるだろう。この豊かな地球の産物を世界中により公平に分かち合うことであり、そして豊かさの中で死んでいる何千万の人々の飢餓と貧困を永久に終わらせることである。
指導者たちはマイトレーヤのことばに耳を傾けるだろうか。多くの場合、おそらく最初は否であろう。しかし間もなく至るところにいる民衆が耳を傾け、マイトレーヤの助言の賢明さを知るだろう。彼らはマイトレーヤの賢明なことばに全面的に同意し、彼の大義を支持するだろう。世界の世論は自分たちの声と良き指導者を見いだすだろう。その力に対して、貪欲な独裁者や腐敗した政治家の妨害しようとする声は次第に消えていくだろう。そのようになるだろう、そしてこの世界の浄化と変容が始まるだろう。
(シェア・インターナショナル誌2005年4月号)

読者質問欄

世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けてきた。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したい。

Q 核爆弾テロによる脅迫によって世界を脅迫する国とかグループがいたとしたら、ハイアラキーは介入なさるでしょうか。

A 私の情報によれば、ハイアラキーは介入されるでしょう。脅迫がそこまで発展することは許されないでしょう。その爆発を防止する手段が講じられるでしょう。どのように行われるのかは分かりませんが、爆発は防止されるでしょう。

危険なのは、人類がコントロールを持っている破壊力です。だからこそ、マイトレーヤが公に御自身を示して、私たちを崖っぷちから引き戻してくださることが緊急課題なのです。現在ほど彼が必要とされた時代はありませんでした。なぜなら、生きるか死ぬかという問題が現在ほど濃縮された時代はこれまでになかったからです。

Q 「荒野の体験」とは何を意味するのですか。

A それはマイトレーヤの大宣言の日の後に続く期間に関連することです。人類全体にとっての体験です。人類は一つの選択に直面させられ、甚だしい物質主義を拒否する決断をします。今日、人類は物質主義によって足枷をはめられています。神に対する関係、リアリティに対する関係、人類自身がその部分をなしているところの世界の総体に対する関係を拒絶しました。人間はその世界から奪い取り、己自身と、そして己の兄弟姉妹たちとの間に完全に間違った関係をつくっています。人間は、正しい関係の代わりに、全く偽りの物質的生活を築きました。洗濯機や車を持ってはいけないとか、レストランで食事をしてはいけないなどと言っているのではありません。私が言っているのは、世界の3分の1が贅沢に暮らしているのに、3分の2を占める人類の大多数が非常な悲惨と窮状の中に生活しているということです。
これは大変恥ずかしいことです。南カリフォルニアや西ドイツや日本に行くと、世界の大多数の人々には想像することもできない程の贅沢と富があります。この極めて霊的でない状況、正しい関係の欠如を指して甚だしい物質主義と言っているのであり、それをわれわれは拒否する必要があるでしょう。人類は霊的精神的な生活を犠牲にしての物質欲や物質主義的生活への欲望を、しばらくのあいだ捨てなければならないでしょう。繁栄そのものが悪いのではありません。悪いのは、それが片寄ったものであり、人間の内的リアリティである神性に結びついておらず、総体としての世界に結びついていないことです。そうなると甚だしい不正です。
荒野の体験とは、特に西洋にとっては、世界中至るところの人々が生きることができるようになるために、より簡素な生活様式を受け入れることなのです。事実、キリストの主な任務の一つは、人類を物質主義のグラマー(自己眩惑から解放することです。このグラマーが、この非リアリティの霧こそが、人間が本来の己を、そして人生の真の意味を知ることを阻んでいるのです。
(シェア・インターナショナル誌1982年12月号および
『マイトレーヤの使命  第Ⅰ巻』より)

編集長への手紙

シェア・インターナショナル誌には、未掲載手紙の保留分が多数あり、それらはベンジャミン・クレームと彼の師によって、覚者方あるいは「代弁者」との本物の出会いであると確認されたが、いまだ未掲載されていない。
その他の掲載された手紙は新しいものである。覚者が関わっているかどうかを確認すること、もしくは示唆することもできないが、その体験が希望、鼓舞、慰めを提供することで「それ自体が語る」ということがあり得る。読者の考慮のために、これらの手紙は提供されている。

信の問題

2024年2月17日の土曜日、カリフォルニア州マリーナ・デル・レイでの公開イベントで、マイトレーヤと知恵の覚者方についての講演を行った後、50代前半のように見える女性が私に近づいてきました。彼女は講演が楽しく、たくさんのことを知ったと言ってくれました。それから、自分はローマ・カトリック教徒で、このようなイベントに参加するのは気が進まなかったが、参加して良かったとも言っていました。
情報の背景として、私はどの講演でも、マイトレーヤの『手』について説明し、欲しい人に写真のカードを渡しています。彼女もカードを手にした人たちの一人でした。彼女から、もしマイトレーヤにも語りかけたら、神あるいはイエスはお怒りになると思うかどうか尋ねられました。私は、絶対にそのようなことはないと答えました。覚者方は自我を持たないので、嫉妬しないのだと伝えました。
彼女がもっと話したそうだったので、私たちは腰を下ろしました。孫息子が筋ジストロフィー症にかかり、治療のために特別な病院に行くため、米国東部へ旅行する予定があることを彼女から聞きました。娘や孫息子に付き添って、サポート役として共に旅行するつもりだと言いました。彼女は、旅の前に孫息子の心を落ち着かせるために助けになることや、旅の間にも助けられることはないか尋ねてきました。
私は、彼女からマイトレーヤの『手』の写真を受け取って、それを自分の膝に置きました。私からの提案は、彼女の用意ができた時にマイトレーヤの『手』を見つめて、彼女自身の言葉で、マイトレーヤの御心のままに、愛、心の平安、治療により孫息子を祝福してくださるようお願いしたらどうかというものでした。彼女に「御心のままに」と言うように伝えたのは、覚者方が私たちよりも『大局』をよくご存じだからで、そう言うことで深い信を表現することになるからです。
私が話し終えると、彼女は驚きの表情を浮かべて私を見つめました。彼女が言うには、私がマイトレーヤの『手』の使い方について話していた間、その『手』の掌が輝いたそうです。私は写真に光が当たったという意味か尋ねました。彼女は「いいえ、本当に明るく輝いたのです」と答えました。私は輝きを見ていませんでした。けれども、それが彼女に与えられた体験であることを疑っていません。私の考えでは、彼女が『手』を使うことをマイトレーヤは望んでおられ、彼女の孫を助けることを切望されているということを意味していました。
マイトレーヤがいかに手の届く近さにおられて、私たちを喜んで助けてくださるかが、何度も何度も実演されているのです。何という祝福でしょう。これは何と喜び溢れる仕事でしょう。何という希望をもたらしてくださることでしょう!
ディック・ラーソン
米国、カリフォルニア州ロサンゼルス

呼びかけ

私たちの情報をウェブサイトだけで受け取る人が増え、シェア・インターナショナル誌を購読するためのわずかな費用を惜しむ人が増えていることに気づきました。

誰もがインターネットを使えるわけではないし、そうであるわけでもありません。つまり、印刷された雑誌が必要です。もちろん、それにはボランティアによる多くの作業と、制作・配布のための多くの資金が必要となります。ハイアラキーはこの仕事のためにお金を出しているという考え方があるかもしれませんが、そうではありません。シェア・インターナショナルの購読料は、私たちの活動を維持し、一般の人々に届けるために不可欠なものです。購読料は可能な限り低く抑えられており、雑誌は広告による補助を受けておらず、印刷代や郵送料は常に値上がりしています。

インターネット上の情報を読む読まないにかかわらず、この活動を真剣に信じるすべての人が、この雑誌を支援したいと思うことは、きっと誰もが認めることでしょう。

ご支援ありがとうございました。

時代の徴

ベンジャミン・クレームの師によって確認されていない「希望の徴」と「時代の徴」をここに掲載する。それらの「奇跡な」特性を検証することはできないため、判断は読者に委ねたい。

光の輪と祝福なのか?

光の輪が2017年以来、米国カリフォルニア州カルバーシティにあるノラ・ダールさんの自宅周辺に様々なタイミングで出現しています。カルバーシティはロサンゼルス地域に位置しています。
ジャッキー・コクラン
(ロサンゼルス・シェア・インターナショナル・グループ)

米国――2024年3月7日の午後7時頃、ニューヨーク州ロービルの町上空で連続的に点滅する一連の光を見て、運転手はショックを受けた。最初に気づいた後、その光は短時間しか現れていなかったが、運転手は車のブレーキを踏んだ。数分後、再び光が現れ、携帯電話で撮影する時間ができた。この特異な物体は夕方の空を移動し、その後、順番に一つずつ消えていった。目撃者は、その光が軍用照明弾かスターリンク衛星である可能性を否定した。どちらも以前に見たことがあったからである。
(coasttocoastam.com、国立UFO報告センター)

勇気と真理──選集

勇気と真理というテーマに関する引用文の選集を掲載する。引用文は、マイトレーヤのメッセージ(『いのちの水を運ぶ者』)、ベンジャミン・クレームの師の言葉(『覚者は語る』第Ⅰ巻、第Ⅱ巻)、およびベンジャミン・クレームの著書から抜粋したものである。

民衆は恐れることなく、はっきりとした目で将来をのぞき、公平で、平和な世界を求める彼らの志向の実現の可能性を見た。これはひとりでに起こらないことを、兄弟姉妹たちと共に、実現するための力(パワー)を自分たちの手に握らなければならないことを、彼らは知っている。また彼らは、その道が困難であり、危険なことも知っているが、それを不成功に終わらせるにはあまりにも貴重な褒美である。なぜなら、それは同胞愛という褒美、正義、平和という褒美、そしてすべての人間にとって、より良い、より簡素な、より真の人生という褒美であるから。
(『覚者は語る 第Ⅱ巻』─民衆の声が将来を先導する─より)

今日、変化の必要を認めてはいても、まだそれに抵抗する者が多い。古き使いふるされた過去の世界がくずれていくのに気づいていながら、なお古い形態にしがみついている者が多い。しかし国々に新しい声が聞こえる──希望と約束をはらんだ真理の声が、新しい時代の声が。この声は人々の心に刻みつけられていく、次第に強さを増しながら。なぜならこの声は、人間を通して語る神の声であるから。
(『いのちの水を運ぶ者』第12信より)

ジュワル・クール覚者は、すべての弟子はまず真っ先に勇気を持たなければならないと言われます。私たちが勇気を持つまで世界は決してイリュージョンを取り除くことはできないでしょう。真の弟子の義務の一つは、世界に存在する権威に対して、それが科学、宗教、政治あるいはいかなるレベルのことであろうとも、自分たちが反対だと思うこと、それらについてより明確に見通せることについては、公に声を上げることである、とジュワル・クール覚者は言います。
もし彼らが間違っていると思うならば、弟子にとってそれを指摘することは義務であります。もし弟子たちがただふくれて、そのテーマについて見解を持たず、それ以上に良い、より明確な、より当を得た、より真実なことを提供できない振りをするならば、それは名ばかりの弟子であります。真の弟子とは恐怖心を知らない弟子です。それがすべての弟子たちにとって第一に重要なことです。
(『生きる術』)

恐れるでない、我が友よ。困窮しているすべての人々を助けるために、勇敢に、そして喜んで与えなさい。あなた方がこれをなすとき、あなた方が出でたあの本源なる神(神性)の領域に入るのである。それは神御自身の行為である。だから、我が友よ、来るべき偉大な変化の顕現をもう(ただ)待つのではなく、それらの変化をあなた方の行動によってもたらしなさい。
(『覚者は語る 第Ⅱ巻』─マイトレーヤからのメッセージ─より)

弟子は、何にも増して、勇気と着実性と忍耐と「そこに留まる」ことのできる能力を持たなければなりません。そして私たちの裡にある最高のものを引き出すために自分の前に置かれた困難から逃避してはいけません。人生において様々な困難に出会うのは、私たちがそれらを克服していくときに進歩があるように魂が整えるからです。進化の旅路において前進へのステップを踏むことになるからです。
(『協力の術』)

マルク=アンドレ・セロス著
『世界の起源:共生』
ドミニク・アブデルヌールによる書評 第二部

 マルク=アンドレ・セロス氏は微生物学者であり、生態学者であり、教師でもある。パリの国立自然史博物館、ポーランドのグダニスク大学、中国の昆明学院で教授を務める。彼の研究は、互いに有益な関係(共生関係)にあるものの生態学と進化に焦点を当てている。

第一部『世界の起源:土壌を脅かす人のための土壌の自然史』では(シェア・インターナショナル誌2024年4月号)、地球の土壌と土壌に住む多くの生物に着目した。第二部の本記事は、セロス氏の著書『世界の起源』と『共生』に基づいている。セロス氏はその中で、協力がいかに地球上の生命の基本的なプロセスであるかを指摘している。第三部では、人類が土壌に与える影響と、土壌が気候変動に与える影響について考察する。
「いかなる有機体も単独では生きられず、それぞれが共生的な環境を持っている。その環境なしには、有機体の生理学も生態学的成功も理解できないだろう」

土壌の中における共生と協力

自然界では、植物、微生物、昆虫の間に様々な関係がある。花粉媒介昆虫と顕花植物の関係など、一時的な相互利益関係があることは知られている。こうした相互作用はしばらく続くかもしれない。しかし、セロス氏は著書『共生』の中で、共生を少なくとも二つの異なる種の個体二つ以上の間にある持続的な結びつき――何世代にもわたって、様々な環境で選択された相互関係――と位置付けている。一方は他方なしには生きていけないというのがほとんどである。ジャングルの掟はしばしば自然の基本法則として引き合いに出されるが、セロス氏は、土壌の中と生命における基本法則は協力と共生であると指摘している。寄生は依然として例外であり、注目されている。寄生は機能不全の状態につながるからである――宿主植物はやがて屈服することになる。生命は大規模に共生を実践しており、それは微生物、植物、動物、そして人間に見られる。
セロス氏は、500以上の種とグループを調査して、共生に関する多くの事例と方法について述べている。そして、この事象の方法と規模を示す事例をいくつか紹介している。….

共生とは、物理的な接触を維持すること、ある植物の細胞ともう一方の植物の細胞とが融合すること、あるいは宿主の細胞が相互に侵入することかもしれない。

根を介した協力

木の根と菌糸体をつなぐ菌根ネットワークは、情報と食物を交換するためのネットワークである。数平方メートルを覆う菌類は、複数の植物と菌根を形成する。一方の植物が菌類に糖をより多く与えたり、鉱物の消費を減らしたりすれば、間接的にもう一方の植物の役に立つことになる。同種の木は根を結合させることができ、そうして不足する糖や鉱物を交換し、病気の木や若い苗木に栄養を与えるのである。熱帯林では、日光がほとんど当たらない下生えの低木種は、隣接する木の菌根を通して補助的に糖を得る。
攻撃された植物が寄生虫を撃退するタンニンを合成し始めると、この信号は菌根ネットワークによって他の植物に伝わり、その植物は攻撃される前にこのタンニンを合成する。
植物は、菌類、細菌、ミミズといった多くの味方の助けを得て、自分たちが住む土壌を作り上げ、維持するのである。
「したがって、土壌は相互扶助の場であり、共生関係を築くパートナーの貯蔵庫でもある。根圏は、たとえ悪い物を引き寄せることがあるとしても居心地の良い巣なのである。そこは有益な微生物の妖精たちが植物の土台を世話している場所である」
自然と調和して生きることで、先住民たちはこの普遍的な共生を理解し、尊重していた。それは、私たちの文明が忘れてしまい、再認識しようとしているものである。富を独占する人々が寄生虫のように振る舞うということが頻繁に起こっている。それは、捕食者の如く振る舞う人類が侵略的で破壊的な種のように行動しているのと全く同じである。ある意味、人類は地球と共生することを学び直さなければならない。

死亡時の脳研究により、生死の境界の曖昧さが判明

エリッサ・グラーフ

「われわれが、死ぬことも消滅することもできない不滅の存在としての自分のアイデンティティーを認識しそして経験するだけで、死への恐怖は消え去ってしまうだろう。さらに、いわゆる死の後に、われわれは新しいより明瞭な光の中に入り、その中でアイデンティティーの感覚は尚一層鮮明になり、それまでは気づいていなかったわれわれの存在のさらに高度な面がわれわれの認識を待っているということを知れば、死に対するアプローチ全体はより良い方に変わるだろう」 ー ベンジャミン・クレーム

シェア・インターナショナル2024年5月号
印刷版全内容

  • 覚者より ベンジャミン・クレーム筆記
    戦争の冒涜/裂開の剣を創造する
  • 覚者より ベンジャミン・クレーム筆記
    腐敗行為の終止
  • 今月号の内容概説
  • 視点
    「私たちが持っているものはお互いだけ」
  • マルク=アンドレ・セロス著
    『世界の起源: 共生』
    ドミニク・アブデルヌールによる書評 第二部
  • 米国と英国に羞恥心があれば、パレスチナを国連加盟国として歓迎するだろう
    ジェフリー・D・サックス、シビル・ファレス
  • ウォー・オン・ウォント
    それでもわれわれは立ち上がる: 連帯と抵抗のフェスティバル
  • 死亡時の脳研究により、 生死の境界の曖昧さが判明
    エリッサ・グラーフ
  • ジョナサン・グレイザー脚本・監督作品、 2023年
    「関心領域」
    フィリス・クレームによる批評
  • 星/恐ろしい事態のただ中で夢を生きる
  • 時代の徴
    奇跡が世界に溢れる他
  • 環境に関する良いニュース
  • 存亡の機なのか? ファシズムの危険性
    フェリシティ・エリオット
  • 勇気と真理-選集
    Courage and truth - a compilation
  • すべての人のためのより良い未来
    国際女性デー: 「私たちは、はるかに速く進まなければなりません」
  • 科学 (第二部) 心理学
    アート・ユリアーンス
  • 共有社会のための教育
    ジェイソン・フランシスによるミカル・セラ氏へのインタビュー
  • 編集長への手紙
    信の問題 他
  • 読者質問欄
    回答 ベンジャミン・クレーム

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