シェア・インターナショナル誌のオンライン版では、印刷版からの抜粋を紹介しています。各オンライン版には、ベンジャミン・クレームの師による完全な記事が含まれています。幅広いトピックをカバーする他の記事のほとんどは抜粋です。オンライン版には通常、Q&A、読者からの手紙、マイトレーヤ臨在の徴の写真も含まれています。
印刷版の目次は、ページの下部をご覧ください。
シェア・インターナショナル誌の創刊以来、ベンジャミン・クレームの師は35年近くにわたって毎月記事を提供してきました。これらは書かれた時点だけでなく、世界情勢に応じて適切な時に掲載されることを意図していました。
新たな始まりの先触れ――覚者より
多くの人々は今のこの時期を試練と緊張と動乱の時として記憶するだろう。しかし、より洞察力のある目で見るならば、それは新しい始まりのための再生と準備の時である。かくして、人間は現在の様々な変化から大いに希望を得てよいのである。過去はその日々を終え、人類を益することは急速にできなくなりつつある。若者たちはその長い間の支配にますます飽き飽きし、苛立ち、彼らの魂の倦怠と絶望感を癒すために麻薬や犯罪に走る。
他方、新たな始まりの先触れが、あらゆるところに住む人間の必要に心をとめる積極的な活動家たちの新しい世代を静かに鼓舞しており、彼らはすべての国に出現するだろう。知ってのとおり、すでに新しい制度を求める活動家のグループが多くの地において、公に、勇敢に活動し、新しい志向を示しており、それは何百万の人々の心(ハート)に生まれつつある──すべての者への敬意と、協力であり、古い、分離的な貪欲への終止である。
かようにして、彼らはマイトレーヤの単純な教えに自分たち自身を一新することによって、新しい時代の青写真を見いだしつつある。何百万の人々の心(マインド)の中に、平和と正義が中心的な場を占め始めている。分かち合いのみがこれらの大事な概念を実現することができるだろうということに気がつくとき、人間はこれまでの想像を超える社会の大変換に着手するだろう。段階的に、これらの変化は選択されて、一般的な利用に試されるだろう。今日の痛みと喪失感は、世界がついに正しい道の上にあるという新たな希望と満足感に取って代わり、かくしてそれらの試みは安全に始められる。
そのようにして、変化への恐れは消え去るだろう。人間が新しい方式の美を認識するにつれて、大いなる変容が順序よく進められるだろう。徐々に、過去の古い、分離的なやり方が過去の過ちとして見られ、新しい和合に役立たないものとして消え失せるだろう。
マイトレーヤのことばと模範が和合の感覚を速め、それが宝瓶宮(アクエリアス)のエネルギーをますます顕現させることになり、人々を今日はいまだ知られざる統合へと引き寄せるだろう。
現在、様々なセンターにおいて覚者たちは、社会的混乱を最小限に留めながら、これらの変化をもたらすために、彼らのグループを通して働いている。彼らの仕事は、革命よりもむしろ許容可能な速度の進化で変化を推し進めることである。これは容易いことではない、なぜなら、人間は、特に若者は新しいものを性急に求め、年老いた者たちは変化に抵抗する。かくして現在の混乱があるのである。
多くがこの時を希望と歓びをもって待つ。さらに多くの者は絶望と恐怖の中に閉じ込められている。多くの者が戦争とひどい貧困から解放される未来の世界を切望している。さらに多くが疲れ果てて彼らの重荷が軽くなるのを待つ。
マイトレーヤは人々を彼らの運命に目覚めさせて、彼らを恐怖と疑いから解放するだろう。また彼は、人々を絶え間ない疎外感と不信感から解放するだろう。荒野の中での長い冬が、人間を将来のより簡素で、より幸せな時のために準備させたのである。
(シェア・インターナショナル誌 2011年12月号) ベンジャミン・クレーム筆記
最高位からの贈りもの──覚者より
人間は啓示を拝受する時点に立っており、間もなくそれが、一致しない様々な声や態度を押し流すだろう。人間は自分たちの存在の意味と目的をよりいっそうはっきりと知り、その知識が彼らの認識の中にもたらされた手段を知るだろう。間もなく、非常に間もなく、人間はあたかも一夜にして、と思えるほど、急速に成長するだろう。
この新しい知識は多くの者たちをこらしめ、驚かすだろう、しかし彼らの理解について完全な調整をもたらすように、彼らを刺激し、啓発するだろう。これが人生の意味と目的と彼らが呼ぶところのことについて、新しい価値を与えるだろう。より一層の真剣さとより大きな歓びが人間の信念と行動に浸透するだろう。そして徐々に彼らを全く新しい啓示に熱中させるだろう。その時は遠い先ではない。偉大なる主は、公に、認知される存在として世界に現れて、恩寵をもたらすことをしきりに願っておられる。
恐れることはない。新しい世界がつくられつつあり、それが人間の信と勇気を同等の順序で回復させるだろう。
(シェア・インターナショナル誌、2015年5月10日)ベンジャミン・クレーム筆記
これらの記事は、ハイアラキーの上級メンバーである覚者によるものである。彼の名前は秘教界ではよく知られているが、まだ明かされていない。マイトレーヤの出現に関する主要なスポークスマンであるベンジャミン・クレームは、覚者と常にテレパシーでコンタクトをとっており、彼に記事を口述していた。
覚者による他の記事を見る
読者質問欄(抜粋)
世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けました。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したいと思います。
Q これは希望のメッセージなのでしょうか。
A これは希望のメッセージであり、私はそう信じます。しかし、この希望のメッセージを広めるにあたっては、その希望の表れとは何で、私たちが共に平和に、安全に生きる前に世界に起きなければならない深い変化の障害となるものは何かを指摘する必要があります。
誰もが平和、平等、正義、自由を求めていますが、正義、平和、安全はどこにもありません。なぜでしょうか。私たちは月に行ったり、火星にロケットを送ったり、あらゆる素晴らしい技術的な偉業を行うことができます。なぜ私たちは世界平和をつくれないのでしょうか。なぜ豊かな世界の中で何百万もの人々が飢え死にしているのでしょうか。なぜでしょうか。なぜ私たちは文明と呼ばれるものをつくりながら、貧しくて困窮している人々を追い詰めるような行為を日々行い、正しい関係の概念に反するようなことを行っているのでしょうか。
Q 「正しい関係」とは何を意味するのですか。
A 人間の進化における次のステップは、正しい人間関係を創造することです。豊かな世界の中で一人でも飢える子供がいるのなら、私たちは正しい人間関係を持つとは言えません。今日の政府が人々の最大の利益に反し、国連総会の賢明な助言に従わないのであれば、正しい人間関係など存在しません。この世界は恐怖心に満ちています。人間のあらゆる行動の中心には恐怖があります。恐怖が政府の行動を支配しています。それは文明と呼ばれるものの喉元にある第一の癌です。この恐怖心のために、私たちは害を及ぼすことのないように、良識や精神的能力、経験、志向が要求するような調整を行うことができないのです。
編集長への手紙
シェア・インターナショナル誌には、未掲載手紙の保留分が多数あり、それらはベンジャミン・クレームと彼の師によって、覚者方あるいは「代弁者」との本物の出会いであると確認されたものである。その他の掲載された手紙は新しいものであり、覚者が関わっているかどうかを確認すること、もしくは示唆することもできないが、読者の考慮のためにこれらの手紙は提供されている。
判断の問題
2007年9月26日に、私はアムステルダムでのベンジャミン・クレーム氏の講演に参加しました。オーバーシャドウによる感動を覚える体験によって、非常に感銘を受けました。何という愛だったでしょう! 紛れもなく本当の祝福でした!
講演の1週間後、以下のことが起こりました。ドアを開けたままにして玄関で作業していた時、外にいた二人の女性の大きな声にびっくりしました。その二人はとても一般的な話をしていて、そのことで私は一つの見切りをつけてしまいました。それは「その女性たちに何も間違っていることはない、二人は全く大丈夫で、誰でも、すべての人たちは完全に十分な存在だ」という思考によって修正されました。私の感じ方が変化したのです。
それから二人がゆっくりと玄関を過ぎて歩いていくのを見ていました。70代の年配の女性たちで、きれいな服装をしていて、手に手を取って歩いていました。一人はかなり大柄で驚くほどカラフルな服を着ていて、もう一人は小柄で全体に灰色がかって見えました。私の家の玄関の前で立ち止まり、お互いに大声で話しかけて、おしゃべりに夢中でした。その後二人は歩き続けながら、実際には何でもないことについて熱心に話し続けていたのです。それは私の印象で、この時には判断を下してはいませんでした。
数メートル歩くと、二人はまた立ち止まりました。つまり、極めて重要なのは二人の会話ということなのです。背の高い女性は大声で持論を述べると、もう一人がそれを肯定するというふうでした。おかしくて愛すべき女性たちでした! 二人は歩いていきました。少し雨が降っていて、背の高い女性がとても小さな傘を持っていて、それがまた驚くほどカラフルなボールがプリントされているもので、実際に使うにはあまりにも小さいものでした。それから忙しく話しながら、二人はゆっくりと通りを渡っていきました。私は自分の仕事を続けました。
またすぐに二人の声が聞こえてきました。その時二人は道路の反対側から戻ってきていて、その間中、話をしていました。一方で、私は家の前にあるバンの中ですることがありました。バンの中で立っていると、またそこに二人がいたのです! 私のすぐ前を歩きながら、完全に会話に没頭していました。
こうしたことを観察していた間中、奇妙な感覚がありました。講演でクレーム氏は、覚者方がファミリアとして現れる時には、しばしば何か奇妙なところがあると言っていました。また目撃している人物の何らかの特徴を、優しく指摘することもあるということでした。あの女性たちについてはどうなのでしょうか。二人は人目を引く以上の存在なのでしょうか。
この出来事の前の晩に、また別のことが起こりました。妻と私が車に乗っていて、恥ずかしながら自分たちの会話にかなり熱中していました。相当のスピードを出して運転していた時、前方の信号が黄色から赤へと変わりました。反応が遅れながらも、今にも道路を渡ろうとしていた歩行者が見えていました。強くブレーキを踏むと、その歩行者の女性のほんの90センチかそこら手前で止まりました。信じられないほどの短時間で停止できたことと、ブレーキを踏む動作の滑らかさが普段と違っていたことに私は驚いていました。私たちは助けられましたか。
コース・ヤンソン
オランダ、ザイスト
【ベンジャミン・クレームの師は、(1)その『背の高い女性』がマイトレーヤで、もう一人がイエス覚者であったことを確認した。(2)マイトレーヤが車を止める手助けをされた】
熱心な訪問者
私たち『ダブリン・グループ』のメンバーは、2008年3月のダブリンでのマインド・ボディ・スピリットフェアに出店しました。三日目の終わりに、帰宅するため荷物をまとめていました。ほとんど興味を持ってもらえませんでしたが、もしマイトレーヤが現れたらすばらしいのではないかと思っていました。その時、20代後半か30代前半の女性が現れました。彼女は笑みを浮かべた丸い顔をしていました。茶色の髪を後ろで束ねてほっそりとした三つ編みにしていて、淡いブルーのジャケットと無地のシルクのやや長めのスカートという格好でした。
彼女が「マイトレーヤはどこにいますか?」と言いました。私は「ロンドンです」と答えました。彼女が「彼に会ったことはありますか?」と聞いてきました。私がいいえと答えると、彼女が帰ろうとしたので、私から「彼に会ったことはありますか?」と尋ねました。クスクスと笑いながら、彼女は「分かりません」と言って、素早く立ち去りました。この人は覚者でしたか。
眠りに就く前に、アンと私は伝導瞑想をした時に感じる同じエネルギーを、それぞれ体験しましたが、私たちは大祈願を唱えていませんでした。これはなぜでしょうか。
ノラ・ハート
アイルランド、ダブリン県ブラックロック
【ベンジャミン・クレームの師は、その女性がマイトレーヤご自身であったこと、体験したエネルギーがマイトレーヤからの祝福であったことを確認した】
呼びかけ
私たちの情報をウェブサイトだけで受け取る人が増え、シェア・インターナショナル誌を購読するためのわずかな費用を惜しむ人が増えていることに気づきました。
誰もがインターネットを使えるわけではないし、そうであるわけでもありません。つまり、印刷された雑誌が必要です。もちろん、それにはボランティアによる多くの作業と、制作・配布のための多くの資金が必要となります。ハイアラキーはこの仕事のためにお金を出しているという考え方があるかもしれませんが、そうではありません。シェア・インターナショナルの購読料は、私たちの活動を維持し、一般の人々に届けるために不可欠なものです。購読料は可能な限り低く抑えられており、雑誌は広告による補助を受けておらず、印刷代や郵送料は常に値上がりしています。
インターネット上の情報を読む読まないにかかわらず、この活動を真剣に信じるすべての人が、この雑誌を支援したいと思うことは、きっと誰もが認めることでしょう。
ご支援ありがとうございました。
時代の徴

アメリカ──2021年12月18日の夜、ユタ州パークシティーの目撃者が、低空を変色、変形しながら漂い、点滅する、星のような物体をビデオ撮影した。(この物体はシェア・インターナショナル誌が以前に掲載したマイトレーヤの星の画像に酷似している)(mufon.com)
本誌通信員より
ユニバーサル・ベーシックインカムの驚くべき事例(抜粋)
ミッチ・ウィリアムズ
ユニバーサル・ベーシックインカムは、私たちの社会的経済的な大問題の解決策として、間違いなく時機を得たと言える概念である。タイム誌の最近の記事を引用すると、「ユニバーサル・ベーシックインカムは、スイス・アーミーナイフのように政策提案のマルチツール(万能の道具)となる可能性がある」。
ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)は、「すべての国民に所得フロア(最低限の所得)を提供するために、個人に対して定期的、普遍的、無条件に現金を支給すること」と定義できる。社会のすべてのメンバーに行き渡るという意味で「普遍的(ユニバーサル)」である。個人または家族の基本的なニーズをすべて満たすのに十分であるという点で、「基本的(ベーシック)」である。そして、無条件で定期的な「所得(インカム)」支給を提供するものである。
知的に取り組むならば、包括的な形のUBIは政治的に実現可能であり、現在の社会福祉プログラムよりもずっと効率的に公的資金を活用でき、新型コロナウイルス感染症パンデミックが、不可避な明快さで明らかにした多くの社会の不均衡に対する極めて必要とされる対処策となり得る。マイトレーヤの優先事項である「すべての者のための正しい食物、住宅や宿の適切な供給」を考えると、それはまた、マイトレーヤの出現以前にも、人類が広くそのニーズに取り組み始める一つの方法となり得るだろう。そうすることで、マイトレーヤの分かち合いのメッセージを私たちが受け取る準備ができていることを間違いなく示すことにもなる。
UBIは現在、大衆の政治的な牽引力を集めており、世界のいくつかの場所で実験的に実施されている。
誰もがユニバーサル・インカムの恩恵を受けるため、現在の社会福祉プログラムに付き物の汚名が除かれ、プログラムが後に廃止される可能性もはるかに低くなる。UBIはまた、全く単純に経済に大きな安定をもたらす。
UBIは起業家精神を支援する。マイクロクレジット(少額融資)で成功したプログラムと同じように、ビジネスを始めようとする人に十分な後押しを提供する(そして、リスクを減少する)。UBIはあらゆるレベルにおいて、人々が仕事を見つけるために移転したり、より高いスキルの仕事のために教育を受けたり、自分のビジネスを始めたりするための資本と安定性を提供することによって、経済への関与と参加を実際に促す。
米国や他のG7諸国が完全な国家的UBIプログラムを実施すれば、他の国もすぐに追随するだろう。貧困の問題は国によって異なるため、ベーシックインカムの取り組みも異なるが、UBIを導入することで、貧困の削減や解消、所得格差の縮小、社会問題の解決につながることは間違いないだろう。
確かに、UBIを広く実施するには、政治家や関係者の賛同を得るとともに、支持を集めるための包括的な広報キャンペーンが必要である。しかし、どちらも乗り越えられないものではない。単に必要な道筋を示しているにすぎない。私たちは皆、UBIの利点と実用性について理解を深め、可能な限り広く積極的にその実施を促すことによって協力することができる。
アンネ・マリエ・クヴェルネヴィック、アンジャ・アスケランド
希望の書:困難な時代のサバイバル・ガイド(抜粋)
ベッツィー・ウィットフィルによる書評
世界的に有名な自然保護主義者ジェーン・グドールは、作家ダグラス・エイブラムスとの対談という形で『希望の書:困難な時代のサバイバル・ガイド』を世界に提供した。87歳の生涯の大半を大切なチンパンジーと共にアフリカの荒野で暮した彼女は、希望なしには私たちは生き延びることはできないと学んだと述べる。この認識と、障害を乗り越え敗北にも負けない回復力は、彼女の数々の実体験を通して優しくしかし力強く続き、自然の生命維持能力への信頼が形作られた。
何が希望で何が希望ではないかについての議論が特に興味深い。グドールは信じることと希望の間の違いについて説明している。信じることは信念に基づく──創造主や死後の生や何らかの教義への信念である。確実に知っているわけではないが、それらのことが真実だと信じるのである。しかし希望は行動的であり、あることが真実であることを確かめたいという欲求に基づいている。例えば動物は、希望に基づいて食物を求め、それを見つけようとする。希望は行動に駆り立てる生存の特性である。生産的な行動はさらなる希望を育て、他者からの支援や個人的信頼は障害に直面したときそれに耐える力を与える。希望は理想主義に基づくものではない、と彼女は言う。理想主義とは、「すべてが公正で容易で良いものであると思うことであり、否定や妄想に似た防衛機能である」。希望とは「悪を否定するものではなく、それに対する反応である」。
グドールは多くの希望の実例について述べ、今日のような「絶望的」時代においても、希望を持つ四つの理由があると言う。つまり、驚くべき人間の知性、自然の回復力、若者の力、そして不屈の人間の精神力である。
地球が受けたダメージを修復するための時間はほとんど残されていないが、まだ時間はあり、まだ成功する希望はあると彼女は述べる。人間の知性はすべての問題を解決することができ、自然はあらゆる努力に対して植物や動物を豊富に増加させ、水と土を復興し、空気をきれいにする。若者たちは教育を受けて、世界に足場を築きつつあり、政治家たちに熱心な行動を促す。人間の精神は時に鈍くなり危険への反応が遅くなることもあるが、希望があるところには、仲間の人々を目覚めさせ、どんなに厳しい反対も克服する努力への決意がある。希望は生存のための特性であり、私たちの生存を持続させるために自然から組み込まれたものである。
この本の中の会話は哲学から霊性までを含み、善と悪の闘い、楽観主義による悲観主義の克服、今の時代の暗闇に光をもたらすことなどに及ぶ。グドールは述べる。「行動を起こし、私たちには物事を変えることができると認識するのは大切なことです。それが他の人々の行動を促し、私たちは独りではなく、私たちの行動がさらに物事を変えていくことを知ることにつながります。そのようにして私たちは光を広めます。そしてこれはもちろん、私たちにさらなる希望をもたらします」
シェア・インターナショナル2022年1月号
印刷版全内容
- 覚者より 新たな始まりの先触れ
- 覚者より 最高位からの贈りもの
- 表紙の絵――ベンジャミン・クレーム「山頂」
- 視点――環境運動と労働運動は、グローバルなグリーン・ニューディールを受け入れて力を合わせる必要がある C.J.ポリクロニウ
- 論説――「マイトレーヤがいかに強力であるかを忘れないように!」
- デズモンド・ツツ元主司教(1931 -2021) 逝く
- ジミー・カーターは警告する:米国の民主主義が「瀬戸際をさまよっている」 ブレット・ウィルキンス
- チリでの左派の勝利を世界中が祝う ジェイク・ジョンソン
- 自由市場はいかにしてあなたの脳を蝕んだのか、そしてなぜ気候変動を解決できないのか? グレアム・マクストン
- 時代の徴 世界中の徴 他
- ユニバーサル・ベーシックインカムの驚くべき事例 ミッチ・ウィリアムズ
- 東日本大震災の教訓:地震予知の研究はどこまで進んだか 伊藤信子
- 接触と伝達の科学 アート・ユリアーンス
- 希望の書:困難な時代のサバイバル・ガイド ベッツィー・ウィットフィルによる書評
- 編集長への手紙 ただ与えること 他
- 読者質問欄 回答 ベンジャミン・クレーム
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