シェア・インターナショナル 2023年8月号

シェア・インターナショナル誌のオンライン版では、印刷版からの抜粋を紹介しています。各オンライン版には、ベンジャミン・クレームの師による完全な記事が含まれています。幅広いトピックをカバーする他の記事のほとんどは抜粋です。オンライン版には通常、Q&A、読者からの手紙、マイトレーヤ臨在の徴の写真も含まれています。

印刷版の目次は、ページの下部をご覧ください。

シェア・インターナショナル誌の創刊以来、ベンジャミン・クレームの師は35年近くにわたって毎月記事を提供してきました。これらは書かれた時点だけでなく、世界情勢に応じて適切な時に掲載されることを意図していました。

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――覚者より 偉大なる母

ベンジャミン・クレーム筆記

 世界は人間が考える以上に、より良い方向に変化しつつある。時折、この惑星全体に漂う不気味な暗雲にもかかわらず、さまざまな出来事の主な傾向は肯定的で希望に満ちている。多様な手段を自在に使えるハイアラキーが突き止めることができることは、人間の目に明らかに映るものよりもずっと大きいので、これはなおさらそうなのである。しかしながら、差し迫った危険にもかかわらず、いまだに人間が無視している重大事がある。その中でももっとも主要なものは環境である。それを人間は日々傷つけていることを知っているに違いない。自然界の略奪は今やすべての者の福利を脅〈おびや〉かすレベルに達しており、かくして人間の生来の免疫力を弱め、かつては永久に克服したと考えられた病気を再び台頭させている。

 人間は自分たちが住むこの惑星に対する責任を自覚せねばならない。人間は、強くはあるがしかし敏感な有機体の世話人なのであり、それを害から守らなければならない。これを行っていると主張できる者は今日ほとんどいない。それどころか、人間は自然界の豊かな寛大さを濫用し、その上を土足で踏み荒らす。多くの者がこの問題に目覚めつつあることは本当だが、それがすべての者の関心事として理解されて、世界的規模で取り組まれるようになるまで、方向を転換させる上での進歩はほとんどないだろう。

 もし人間がこの差し迫った困難を無視すれば、それが人類にとってどれほど危険かを、マイトレーヤが心に留めていることは確かである。マイトレーヤはすべての人間がこの惑星の復興のために働くことを促されるだろう。そしてより簡素な、より幸せな人生への道を指し示されるだろう。

 再びこの惑星が健康を取り戻すとき、それは、気遣いと愛をもって接する者すべてにその恵みを与え続けるだろう。下位王国(動植鉱物界)のエレメンタル(精霊)は彼らの任務を良くわきまえている。人間の無秩序の思考の影響から解放されるとき、これらの勤勉なビルダーたち(建造者)は、調和のうちに、新しい、より良い世界を創造することができる。

 人間が自然界をすべてのものの「偉大なる母」として理解するとき、彼女(自然界)に対して敬愛の念をもって接するだろう。かくして、偉大なる母は人間に彼女の秘密と法則を明かすだろう。この新しい知識を携〈たずさ〉えて、人間は本当に神々として顕現するだろう。

 人間は坩堝〈るつぼ〉であり、その中に新しい「存在(Being)」が創造されつつある。燃えるような体験の熱の中で、人間は徐々に神のなされ方を学んでいる。最初の歩みは遅々とした、苦しいものであるかもしれないが、やがてそのペースは早まるだろう。次々に明かされていく啓示が人間の意識を拡大し、やがて創造性と知識の最高潮につながるだろう。人間は「神の子」として顕れるだろう。

 最初のステップは、現状の危険に目覚めることである。これはすでにかなり進んでおり、多くの者が世界的規模の行動に影響を与えようとしている。その他の非常に多くのことと同様に、その世界的規模の行動は、主要な国々――惑星の汚染に関する最悪の違反者――の心(ハート)の変化を待つ。

 マイトレーヤは来るべき討議に、彼の「声」といにしえからの知恵を添えるだろう。そして声を持たない者たちのために、沈黙のうちに苦しむ者たちのために語るだろう。

(シェア・インターナショナル誌2001年6月号)

シェア・インターナショナル誌の創刊以来、ベンジャミン・クレームの師は35年近くにわたって毎月記事を提供してきました。これらは書かれた時点だけでなく、世界情勢に応じて適切な時に掲載されることを意図していました。

読者質問欄

世界中のあらゆる講演において、そして生涯のほぼ毎日、ベンジャミン・クレームは広大な範囲に及ぶ大量の質問を受けました。この大量の記録から、過去の年月にベンジャミン・クレームと彼の師である覚者によって提供された回答を掲載したいと思います。

宇宙の兄弟たちと宇宙船

Q  他の惑星の住民は、どのようなやり方で人類を援助しているのですか。
(シェア・インターナショナル誌2009年8月号)

A 最初に理解すべきことは、UFO、つまり未確認飛行物体は、政府機関によっては確認されていないかもしれないが、実在しており、使命を担っているということです。彼らの援助なしにはこの惑星はすでに、住むことのできない状態になっていたでしょう。太陽系のすべての惑星に住民がおり、この惑星地球の覚者方はさまざまな他の惑星の覚者方と接触しています。太陽系は一つの単位として活動しています。惑星は孤立しているのではなく一瞬一瞬接触しており、共に進化しています。この惑星がそうであるように、一つの惑星の進化が遅れると、他の惑星の関心を呼びます。
 UFOに乗っているのは、主に火星と金星の人々ですが、他の星の人々も、この惑星の汚染を除去し、少なくとも減少させるために膨大な仕事を行っています。汚染は人類にとって最大の脅威です。汚染による死者の数は、他のいかなる原因によるものよりも多いのです。汚染は私たちの免疫システムを崩壊させ、免疫があれば防ぐことのできたあらゆる種類の病気に罹るようになります。
 宇宙の兄弟たちはこの惑星を居住可能にすることに関心を持っています。各地の空を通過して、私たちが大気中に注ぎ込む大量の核廃棄物や一般的な有毒汚物を除去し、中和します。カルマによって、地球を完全に浄化することは許されていませんが、カルマの範囲内でそうします。そうでなければ、この地球上での生活は実に苦痛なものとなるでしょう。亡くなる人々の数が、今亡くなっている人々よりもはるかに多くなるでしょう。アルツハイマー病に苦しむ人々の数がさらに増え、死亡する人が日ごとに多くなるでしょう。ですから私たちは宇宙の兄弟たちに多くの借りがあるのです。
(ベンジャミン・クレーム『光の勢力は集合する』)

呼びかけ

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時代の徴

頭上にいるUFO

早くも2004年には、ベンジャミン・クレームの師である覚者はこう述べている。「ほとんどの国々の政府とマスコミは一般大衆を教育し、啓発する義務を怠った。多くの政府機関が知っているにもかかわらず、それを国民から隠していることはたくさんある。何にもまして、UFOの無害性について、それが知られているときでさえ、是認されることは決してない。逆に、それらに関することはすべて、漠然としたミテスリーの中に包まれてではあるが、脅威として提示される」

「権力と支配の地位にいる人々は、もし国民がUFO現象の本当の性質を知るならば、彼らがわれわれの文明よりもはるかに進んだ文明からの使節であることを理解するならば、人々はもはや地球上での生活の条件を受動的に黙って受け入れることはなくなるだろうということを知っているのである。国民は、彼らのリーダーたちに対して、これらの宇宙からの訪問者が公に上陸するように招待し、そしてわれわれに同じような形の生き方と達成の仕方を教えてくれるように要請するように求めるだろう」

「これがそうなる時はあまり遠い先のことではない。地球以外の他の惑星におけるいのちの本当の特質が一般的な知識となる時がやって来る。人間が太陽系システムについて、互いに関連する総体として理解し、太陽系惑星は進化のさまざまな段階にあるが、すべてが太陽ロゴスの大計画を成就するために共に働いており、そしてその途上においてお互いを助け維持しているということを理解する時がやって来る」(「太陽への道」より、シェア・インターナショナル誌2004年5月号)

2009年12月9日にノルウェー北部でおよそ15分間にわたって目撃された、中心が輝く巨大な渦巻き状の光は、世界中のメディアで報道された。ベンジャミン・クレームの師は、この渦巻き状の顕現はまさしく、マイトレーヤの「星」(世界の各地に配置された四つの巨大な宇宙船の一つ)によってつくられた現象であることを確認した。

シェア・インターナショナル2023年8月号
印刷版全内容

  • 覚者より 偉大なる母 ベンジャミン・クレーム筆記
  • 民衆の声に反する市場の力: フランスの事例 ルークギオリー
  • 先駆者たち ベッティ・ストックバウアー
  • 『神のUFO クリス・ブレッドソーの途方もない真実の物語』 シェア・ギルモアによる書評
  • 時代の徴 UAP / UFO の情報公開に関する歴史的な記者会見
  • 光の勢力は集合する-選集
  • サンダーズ氏: 働く人々は「団結」 しなければならない ジョン・クエリー
  • シリル・ディオン監督 『Un Monde Nouveau-新しい世界』第一部
  • 映画批評と解説: ドミニク・アブデルヌール
  • 編集長への手紙 ヨガ・フェスティバルでの三つの体験 他
  • 読者質問欄
  • 回答 ベンジャミン・クレーム

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